「濃厚接触疑い」で保健所では対応できず、自ら行動ーPCR検査をやることで周囲にファクトを伝えられる

年齢:30代
住まい:神奈川県/一人暮らし
職業:サービス業

■会社で陽性者が出て、自身に濃厚接触者の疑いがあった

ー PCR検査をしようと思ったきっかけを教えてください

年末に弊社の社員1名が発熱し、感染疑わしいということで、病院に行ってPCR検査を行なったところ陽性でした。他にも5名がPCR検査陽性だったので、僕自身が濃厚接触者の疑いがあり、感染しているのかどうかを確認する為にPCR検査について調べていました。

保健所から会社に連絡がいって、何かしらの案内があるのかと思っていましたが「濃厚接触疑いの人にはPCR検査のご案内はありません」と言われてしまいました。
会社からは「濃厚接触者なので1週間自宅待機してください」と言われ、会社や保健所からの案内を待つよりかは自分で探して、PCR検査を受けて結果を早く出した方がいいなと。

ー 周りにPCR検査を受けた人はいますか

友人にはいませんが、会社の人は全員自主的に行っていました。その他仕事で関わった人達とは、「あそこの病院で受けた」などの情報交換をしたりして。
緊急事態宣言が明けて以降、営業にも行っていましたが、現場先でPCR検査を受けたなどの話を聞いたことがなく、とにかく情報がなかったという感じですね。

■濃厚接触疑いがあるのに医療機関に行くのは矛盾を感じた

― 当社サービスを知ったきっかけを教えてください

最初は自治体が出しているものをチェックしていたのですが、検査は案内してくれなくて「濃厚接触者は自費」とのことでした。
年末にやっている病院を見つけましたが電車で30分の距離にあって、年末で感染者が増えている時期でもあり、強引に行くのもなぁという気持ちでしたね。ネットで申込みができて結果が分かるのであればネットでいいのではと思い、申し込むことにしました。
濃厚接触疑いがあったので医療機関に行くのも矛盾を感じましたし、電車に乗っている人にうつす恐れもなくていいなと思いましたね。ネットのものは手軽というのもあるけど、僕としては感染リスクを避けられるというところが、決め手として大きかったです。
「PCR検査 神奈川県 病院」などで検索していたら、スマート検査ラボが検索結果に出ていたのでクリックして見ました。
僕自身、本職とは別に個人事業主としてネット系の仕事をしているのでサイトの構成がなんとなく分かりました。トップページを見ておけば、だいたいの流れが分かる印象でしたね。

■すぐに検査結果が出て、元旦中には一通りの連絡を終えられていた

― キットが届いた後、検体を採取したのはいつか

12月31日だった気がします。その日届いてすぐに唾液採取して、当日に返送しました。「これで合ってるのかな」と動画を何回も見ながらやったので、利用方法は分かりました。ただ、唾液採取後の保存液を出すところでうまく穴を開けられなくて、どうしようかと思いましたね(笑)ちょっとずつ液を出していって、なんとか大丈夫でした。

― 判定が出るまでどのくらい待ちましたか

1月1日の夜10時くらいに結果が出ました。夜でもメールが届いたのは驚きでしたね。会社とその他接触していた人たちには「陰性でした」と元旦中に連絡ができました。

今年は実家にも帰れなかったですし、判定が出るまではじっとしておこうと思っていました。結果が出るまでに2日くらいだったので特に窮屈な思いもしなかったです。食事の買い出しも「混んでいる時間は避けてください」と、保健所の指示に従って行動したくらいです。
それに、申し込んだ際の説明メールで「検体が到着して48時間以内に連絡が届きます」と明記されていたので、安心していました。友人たちにも「何時間後までに結果が出るらしいから」と報告したり。結果が陰性で良かったです。

■誰がウイルスを持ってきたなどの犯人探しのダメージが大きかった

― 判定後行動が変わったりしましたか

コロナウイルスが流行った頃からあまり気にしていなくて。飲食店に入る時や電車に乗る時はマスクをつけていますが、電車に乗るまでや人とすれ違うだけでマスクをする意味がよく分かりませんでした。そこまで怖がらなくてはいけない病気なのかな、と。なので、僕自身は検査を受けて行動が変わったなどは特にありません。
ただ、変わった点といえば会社で犯人探しが起きたことですね。陽性になってしまった方は気の毒だと思うし、仮に苦しくなって病院に運ばれたら…と考えたら、心配や恐怖はありました。
その一方で、誰がこのウイルスを持ってきたのか、誰のせいで迷惑をかけたのか、というのが始まってしまったことに対して、これはどうなのかなと。コロナウイルスは、そういう面で害のあるウイルスだなと思いましたね。僕自身PCR検査の結果が陰性で良かった反面、人の嫌なところが目について、それに対するダメージが大きかったです。

■ファクトを伝えるという点でPCR検査をやってみて良かった

― PCR検査をやってみて良かったと思いますか

安心できたという意味ではやって良かったです。直接関わりを持った人にファクトを伝えること、そして自分自身でやる方法として、ネットで完結できるという点でも良かったと思いますね。 店舗経営している友人には「ネットでできるのがあるよ」と伝えました。そしたら「どこで受けたの?」と聞かれたので、スマート検査ラボのURLを送って、情報が少ないということも話しましたね。

― 今後PCR検査を受ける可能性はありますか

今回と同じように濃厚接触者になり、感染が疑わしくなったらまた受けると思います。

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